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施工実績

【福島県】相馬港 港湾維持管理工事 (岸壁復旧工事):岸壁に生じた段差や沈下を短工期で修正

港湾
港湾維持管理工事 岸壁復旧工事

岸壁に生じた段差や沈下を
既設版を撤去せず短工期で修正

現場情報

エリア 福島県相馬市/相馬港
施工面積 約285㎡
最大沈下量 97mm
工期 4日間

お客様からの相談、課題

既存のコンクリート舗装版を壊さずに短工期で修正できるアップコン工法は、 維持補修工法として、今までに道路や空港などの公共工事で多く採用されてきました。 今回は、港湾の岸壁におけるコンクリート舗装版沈下修正及び空隙充填の施工現場を紹介します。 貨物の積み下ろしが頻繁に行われている、福島県相馬港の岸壁。 しかし地盤沈下により、コンクリート舗装版に段差や沈下が生じ、水勾配がなくなり水溜りが発生。 貨物の積み下ろしに支障をきたしていました。 他工法と比較し、環境への影響がなく、既設版を撤去せず短工期で修正できることからアップコン工法が採用されました。

施工手順

  1. 準備・施工前測量

    資機材一式を搭載したトラックを所定の位置に駐車し、使用機材の準備を行います。
    現況のコンクリート舗装版の高さを把握するため、オートレベルで測量を行います。

  2. 注入孔削孔

    注入位置をマーキング後、コンクリート舗装版をハンマードリルで削孔します。
    粉塵が飛散しないように集塵機で吸引しながら削孔します。

  3. ウレタン樹脂注入

    オートレベルで版の高さを確認しながらウレタン樹脂注入作業を行います。
    注入されたウレタン樹脂の影響範囲は半径1~1.5mのため、ウレタン樹脂の注入間隔を原則1mピッチに設定しています。

  4. 穴埋、清掃・片付け

    無収縮モルタルで、注入孔の穴埋めを行います。
    施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了。

ウレタンを使って短工期で沈下修正

アップコン工法とは硬質発泡ウレタンを用いて床の傾きや空隙を短工期で修正する新しい工法です。全国どこでも自社スタッフが施工対応いたします!

段差・沈下を修正し、水勾配を復旧

施工は、常に高さのレベル確認を行いながら、ウレタン樹脂を注入し、ミリ単位でのレベル管理を行います。 精度の高い技術で段差・沈下の修正を行い、水勾配を復旧しました。

ビフォーアフター

【動画】福島県相馬港 港湾維持管理工事(岸壁復旧)

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