代表取締役社長 松藤 展和

2025年2月

代表取締役社長 松藤 展和

当社は、地震や地盤沈下などにより生じた工場・倉庫・店舗などのコンクリート床の沈下や傾きを修正する「アップコン工法」を全国展開しております。
この工法は、ウレタン樹脂の発泡圧力を利用し、床下からコンクリート床を押し上げる独自技術です。「操業を止めずに短工期で修正できる」ことが当社の大きな強みであり、今後もこの技術をさらに進化させ、多くのお客様に貢献してまいります。
当社では、中期経営計画に基づき、以下の3つを重点施策として取り組んでまいります。

  1. 1. 次なる株式市場に向け、沈下修正事業のシェア拡大
    「アップコン工法」の認知度を高めるため、広報・宣伝活動を強め、販売力を強化します。災害復旧や産業インフラ分野など幅広い分野での活用を推進し、多様な領域での当社の技術が採用されるように努めてまいります。
  2. 2. 研究開発の強化と新市場創出
    「ウレタンで○○する企業」をスローガンに掲げ、新たな研究開発プロジェクトを推進してまいります。これらのプロジェクトを事業化することで、新市場を創出し、事業領域のさらなる拡大を図ってまいります。
  3. 3. 営業力強化と社内システムのDX化
    生産性向上と作業効率化を目的に、社内共通の一貫システムを導入し、業務環境を整備してまいります。これにより、営業活動や顧客対応力の向上を実現します。

さらに、グローバル展開にも注力してまいります。2023年に開始したベトナム企業との現地施工を皮切りに、今後はベトナムから東南アジア全域への展開を目指します。これらの取り組みを通じて、日本国内だけでなく海外市場でも当社技術の価値を広めてまいります。
当社は、中期経営計画達成に向けて社員一丸となって邁進してまいります。
株主・投資家の皆様には引き続き温かいご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。