ホーム事業領域/ソリューション - 防衛施設
ウレタン樹脂で防衛施設の
機動力を短工期で回復

格納庫・倉庫などに生じた
沈下や段差を敏速に修正

圧密や地震などの要因で沈下してしまった、格納庫・倉庫などの防衛施設の土間コンクリートに生じた段差・沈下などを、硬質ウレタン樹脂を使用して超短工期で修正します。従来のコンクリート打ち替え工法と比較すると工期は約1/10。
格納庫・車庫・油脂倉庫など、防衛施設の建物に生じた土間床の変状を短工期で修正してきた実績のある工法です。コンクリート床に、小さな孔を開け、ウレタン樹脂を注入し、その膨張圧力で段差や沈下が生じたコンクリートの床を壊さずに素早く修正します。

独自開発の
高強度ウレタン樹脂ですばやく修正

格納庫

格納庫と滑走路間のU字溝を修正

格納庫と滑走路間のU字溝を修正
矢印
格納庫と滑走路間のU字溝を修正

アップコン工法

沈下した床下にウレタン樹脂を注入
矢印
ウレタン樹脂の発泡圧力で床を押し上げる

沈下・段差・傾き・空隙が生じた既設コンクリート床に、直径16mmの小さな穴を開け、ミリ単位でレベルを常時監視しながら、ウレタン樹脂を注入します。床下に注入された樹脂は、短時間で発泡する圧力で地盤を圧密強化しながら、地耐力を向上させ、コンクリートを押し上げて修正します。樹脂の最終強度は、約60分で発現します。また、床下に空隙が発生している場合でも、同じ方法で空隙充填を行います。ウレタンは1m2あたり最大10tの発泡圧力で床を押し上げるため、重たい設備や荷物の移動が不要です。※状況により異なる場合もございます。

ウレタン注入で沈下を修正するアップコン工法なら最短1日で施工可能!

沈下修正施工比較表 沈下修正施工比較表

アップコン工法の特長

  1. 短工期

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    短工期

    工期は従来工法の1/10

    アップコンのウレタン樹脂を使用した工法は既設コンクリートの打替えや取壊し、養生期間を必要としないため、従来工法と比較し大幅な工期削減を実現します。

  2. 高強度ウレタン樹脂使用

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    高強度ウレタン樹脂使用

    一軸圧縮強度1.2MPa(1200kPa)
    以上を短時間で発現

    使用するウレタン樹脂は格納庫や倉庫に生じた段差の解消にも実績がある材料です。約2時間で硬化し、すぐに施設の利用が可能です。また、環境に配慮した完全ノンフロンの材料を使用しています。

  3. 高い技術力

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    高い技術力

    100%自社社員による責任施工

    徹底した教育を受け、経験を積んだ自社技術スタッフが責任施工。精度の高い仕上がりと業務を止めないアップコンの補修工法が防衛施設の維持補修に貢献します。

  4. 設備や荷物の移動が不要

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    設備や荷物の移動が不要

    代替スペース確保の必要なし

    アップコン工法は既設床を壊さず施工をするため、設備や荷物の移動を極力抑えた施工が可能です。格納庫・倉庫などで設備や荷物の代替スペースの確保が不要です。

現場状況や目的に合わせた
ウレタン樹脂のご提案

アップコンではお客様に現場の状況や目的に合わせた施工をご提案をするため、数種類の樹脂を保有しています。

施工の流れ

アップコン工法は、平均沈下量50~60mmとした場合100~150m2/日の工事が可能です。
※工場・倉庫・店舗の場合。

施工例

  • 施工プラント車配置・施工前測量

    • 施工プラント車を所定の位置に駐車し、使用機材の準備
    • 現況の高さを把握するため、オートレベルで測量を行う
    • ウレタン樹脂注入用ホース(延長約80m)を施工箇所まで敷設
    施工例|施工プラント車配置・施工前測量
  • ウレタン樹脂注入孔削孔

    • 注入位置をマーキング後、φ16mmのドリルでウレタン樹脂注入孔を削孔
    • 集塵機を使用し、粉塵が飛散しないように吸引しながら削孔を行う
    施工例|ウレタン樹脂注入孔削孔
  • ウレタン樹脂注入

    • レーザー墨出し器で常時レベル管理をしながらウレタン樹脂注入を行う
    施工例|ウレタン樹脂注入
  • 穴埋、清掃・片付

    • 無収縮モルタルにより注入孔の穴埋めを行う
    • 清掃後、施工場所の清掃を行い、注入等で出た廃材、ホースを車輌に積み込み作業完了
    施工例|穴埋、清掃・片付